ケープ・コースト(Cape Coast)は、ガーナにある都市。人口82,291人(2000年)。
首都アクラから165km西に離れたガーナ南部にあり、ギニア湾に面する港湾都市。
古くからヨーロッパとの交易で栄え、世界遺産であるケープ・コースト城がある。
セントラル州の州都である。1962年に創立されたケープ・コースト大学があり、
学園都市の面を持つ。
ケープ・コーストは奴隷や金の交易の拠点として、1653年にスウェーデンによって建設された。
当時の建物はケープ・コースト城として世界遺産になっている。
城砦は1663年にデンマークにより占領されたが、
1年後の1664年にはさらにイギリスによって占領された。
イギリスはこの地を黄金海岸交易の拠点として整備し、
以後200年以上にわたってケープ・コーストはこの地方のイギリスの拠点であり続けた。
1821年に海岸部の英領の砦を統合して英領ゴールド・コーストが成立すると、
ケープ・コーストはその首都となり、総督が置かれた。
ケープ・コーストにはアシャンティ王国の使節や商人がたびたび来訪し、
地方の中心として繁栄したが、1877年に首都はアクラに移され、以後成長は鈍化した。
それでも植民地時代を通じてケープ・コーストは重要都市であり続け、1926年にゴールドコースト立法審議会の一部の議員がアフリカ人から選ばれるようになった際、選挙で選出される3人はアクラ・セコンディ・ケープ・コーストの3都市に割り当てられた。
あのオバマ大統領の奥様であるミシェル・オバマさんがこのケープ・コーストにある、
ケープ・コースト城を訪問したことがあるんだとか。